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スラマッパギ。

平行コーラです。


この記事が2009年最後の記事ということになりますね。

2009年3月27日に発足したこの『みやはら農場』。

そして8月31日、ブログ開設。

出来る限り、新しい挑戦をしてきたつもりです。

来年はみやはら農場にとってどんな年になるのか?

楽しみですね。













さて、今日も開講いたします。

今年最後のこのコーナー。


『平行コーラのパーフェクト菌類教室』










第5回は乳酸菌について。














乳酸菌、誰もが聞いたことがあるはずです。

そして誰もがまず、ヨーグルトを思い浮かべるでしょう。

ヨーグルトは乳酸菌が作り出す代表的な発酵乳製品です。


しかし具体的にどのような菌なのか、多くの人が知らないのではないでしょうか?

私たちの生活にも大きく関わっている乳酸菌。

今日の菌類教室で少しでも知っておきましょう。











乳酸菌


乳酸菌(にゅうさんきん)は、代謝により乳酸を生成する細菌類の非学術的な総称。
ヨーグルト、乳酸菌飲料、漬け物など食品の発酵に寄与する。
一部の乳酸菌は腸などの消化管(腸内細菌)や膣の内に常在して、他の病原微生物から生体を守り、恒常性維持に役立っていると考えられている。

乳酸菌という名称は、細菌の生物学的な分類上の特定の菌種を指すものではなく、その性状に対して名付けられたものである。
発酵によって糖類から多量の乳酸を産生し、かつ、悪臭の原因になるような腐敗物質を作らないものが、一般に乳酸菌と呼ばれる。
乳酸菌は、その発酵の様式から、乳酸のみを最終産物として作り出すホモ乳酸菌と、アルコールや酢酸など乳酸以外のものを同時に産生するヘテロ乳酸菌に分類される。
また、その細菌の形状から、球状の乳酸球菌(にゅうさんきゅうきん)と桿状の乳酸桿菌(-かんきん)に分類されることもある。
ただし、これらはいずれも便宜的な分類名である。


Wikipediaより











先程、乳酸菌は「私たちの生活に大きく関わっている」と言いました。

上の文章読んでもらうと分かる通り、そりゃもう関わりまくりなんです。

なんてったってお腹の中にいるんですから。


こいつらがいないとすぐ腹壊したり。

大変なことになるんですね。


もし、人に「なんかペット飼ってる?」と聞かれたら胸を張って「腸内で乳酸菌を少々」と答えましょう。














ところでこの『乳酸菌』という呼び名は生物学的な分類上の名ではありません。

乳酸を生産して悪いことしない菌のみ。

ようは人間にとって有用なやつらだけに与えられた称号のようなものです。

菌たちにとっちゃいい迷惑かもしれませんね。


まぁつまり一つの属を指す呼び名ではないので、乳酸菌にもいろいろいるんです。

ということでどんなやつがいるのか、見ていきましょう。

(すげー長いし小難しいこと書いてあるんで、赤字で書いてある属のとこを軽く読んでいただくだけで結構です。)












乳酸菌のゆかいな仲間たち


ラクトバシラス属 (Lactobacillus)
グラム陽性の桿菌でありラクトバチルスとも呼ばれる。一般に「乳酸桿菌」と呼ぶ場合狭義にはこの属をさす場合が多い。種によって乳酸のみを産生(ホモ乳酸発酵)するものと、乳酸以外のものを同時に産生(ヘテロ乳酸発酵)するものがある。L. delbrueckii、L. acidophilus、L. caseiなど。

ラクトバシラス属は野外から容易に分離され、ヨーグルトの製造に古くから用いられた。ヒトや動物の消化管にも多く生息しており、その糞便からも分離される。また女性の膣内に生息するデーデルライン桿菌と呼ばれる細菌群も、主にラクトバシラス属で構成されている。

また、L. fructivorans、L. hilgardii、L. paracasei、L. rhamnosusなど、ラクトバシラス属の一部にはアルコールに強いものがある。これらは日本酒醸造の現場では「火落ち菌」と呼ばれ、この菌の混入は日本酒の異臭や酸味などの発生(火落ち)の原因になるが、L. paracasei , L. plantarum は、ワインのマロラクティック発酵を行う。


ビフィドバクテリウム属 (Bifidobacterium)
グラム陽性の偏性嫌気性桿菌で、増殖の際しばしばV字型、Y字型などに分岐した形態を示す。俗にビフィズス菌とも呼ばれる。ヘテロ乳酸菌の一種で、乳酸と酢酸を産生する。B. bifidumやB. adolescentisなど。

ビフィドバクテリウム属の細菌は、乳児のうち特に母乳栄養児の消化管内において最も数が多い消化管常在菌である。その後、加齢に伴って他の嫌気性細菌に取って代わられる。


エンテロコッカス属 (Enterococcus)
グラム陽性の球菌で、ホモ乳酸発酵をする。回腸、盲腸、大腸に生息している。フェカリス (E.faecalis) 、フェシウム (E.faecium) などがある。整腸薬としてビフィドバクテリウム、ラクトバチルス、エンテロコッカスの三者を混合したものもあるほか、エンテロコッカス・フェカリスEF-2001株 (E.faecalis EF-2001) を加熱殺菌した菌体の免疫賦活能力が高いとされる報告が見られる。


ラクトコッカス属 (Lactococcus)
グラム陽性の球菌で、連鎖状ないし双球菌の配列をとる。狭義の「乳酸球菌」。ホモ乳酸発酵をする。牛乳や乳製品に多く見られ、これらを原料とした発酵乳製品に用いられる。L. lactis、L. cremorisなど。


ペディオコッカス属(Pediococcus)
グラム陽性の球菌で、4連球菌の配列をとる。ホモ乳酸発酵をする。ピクルスなどの発酵植物製品から分離されることが多い。P. damnosusなど。


リューコノストック属 (Leuconostoc)
グラム陽性の球菌で、連鎖状ないし双球菌の配列をとる。ヘテロ乳酸発酵をする。ザワークラウトなどの発酵植物製品から分離される。L. mesenteroidesなど。L. mesenteroides は、ワインのマロラクティック発酵を行う。


Wikipediaより









ま、いろんなやつがいますね。

火落ち菌は日本酒を腐造させるヤなヤツですが、乳酸菌の仲間なのです。

火落ち菌についてはマンガ『もやしもん』第1巻を参照。

いっぱい出てきます。









上に挙げた6属は、いずれも多量の乳酸を生産するだけでなく比較的低いpH(酸性)でよく増殖します。

乳酸菌は乳酸を作り出し環境を酸性に変えることで他の生物の繁殖を抑え、自分たちが有利に増殖できるようにしていると考えられているらしいです。

他の菌が繁殖しないということは、つまり腐敗しないということ。

その点が人間にとって非常に都合がいいわけですね。







ところでよく聞く「ビフィズス菌」。

これはビフィドバクテリウム属のことなんですね。

大概のヨーグルトにはこいつらが入ってるとか。





s-Bifidobacterium_adolescentis_Gram.jpgWikipediaより




V字やY字になってるやつらがいるの分かりますかね?

こいつらは現在進行形で増殖してるんだそう。








ビフィズス菌たちは人の中に入っていくと、腸内細菌と協力したりして腸内環境を整えてくれます。

すこぶる健康に良いわけです。


つーことでヨーグルト、なるべく毎日食べましょう。












ちなみに。

みなさんプロバイオティクスという言葉をご存知でしょうか?

これは腸内環境を整えることを目的とした製品のうち、「乳酸菌などの細菌を生きたまま含むもの」のこと。

ついでに「それ自体は生菌を含まないが、善玉菌と言われる菌が特異的に利用するオリゴ糖などの栄養源を含むもの」のことをプレバイオティクスといいます。



スーパーなどでヨーグルトを選ぶ際は「プロバイオティクス」と書いてあるのを買うのがいいでしょう。

さらに特定保健用食品に認可されているものだとなおいいですね。




















えー、第5回はこれにて終了です。

お疲れ様でした。




みなさん乳酸菌がどんな菌なのか分かりましたか?


乳酸菌がとても身近で、大切な菌だということがわかっていただけたら嬉しいです。

















2009年も残すところあとわずか。

僕にとって今年は忘れられない年となりました。

来年はさらに充実した日々を過ごしていきたいですね。



それでは!

みなさんよいお年をお迎えください!


今夜はワイン多めに飲もうw 平行コーラの提供でお送りしました。











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